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こんにちは。ISAMI ディレクターのJOMです。

創業明治40年(1907年)。
私たち「イサミ足袋本舗」は、120年近い年月を日本の「足元」を支えることに捧げてきました。

長い歴史の中で、時代は変わり、人々の装いも変わりました。
そして今、ISAMIもまた、大きな「分岐点」に立っています。

過去の伝統を守るだけの存在でいるか。
それとも、伝統を武器に、新しい「粋(Iki)」を世界へ問いかけるか。

私たちが選んだのは後者です。
その覚悟を形にしたのが、ISAMIの最高傑作となる半纏ジャケット、「361」です。

15名の中の頂点。伝統工芸士が仕立てる「丸縫い」

「361」の制作工程は、現代の効率化されたアパレル生産とは対極にあります。
私たちが選んだのは、一人の職人が最初から最後までを仕立てる「丸縫い(まるぬい)」というスタイルです。

では、一体誰が縫っているのか。

現在、イサミ足袋本舗にはおよそ15名の職人が在籍しています。
その中でも、卓越した技術を持ち、国や県から認められた「伝統工芸士」の称号を持つ者は、わずかに4名。

そして、この「361」の縫製を許されているのは、その4名の伝統工芸士の中でも、たった一人だけです。

足袋作りで培った、曲線への繊細な感覚と、堅牢な縫製技術。
そのすべてを持つ一人の工芸士が、すべての縫製、仕上げのアイロンに至るまで、すべての工程を一人で完結させます。

分業制にすれば、もっと早く作れるかもしれません。
しかし、選ばれた工芸士が責任を持って縫い上げるからこそ生まれる「統一された美しさ」と「魂」は、決して効率では生み出せません。

 

次世代へ繋ぐ「フェアトレード」という選択

私たちが「361」で実現したかったこと。
それは、日本のものづくりを支える職人への「適正な還元(フェアトレード)」です。

安価な労働力を求め、工賃を叩くことが常識となってしまったアパレル業界において、これほどの手間を惜しまない「丸縫い」ができる職人は、絶滅の危機に瀕しています。
この稀有な技術を守るためには、それに見合う「正当な対価」が必要です。

職人が誇りを持って仕事ができる環境を守り、その技術を次世代へと継承していく。
このジャケットを手に取ることは、単に服を買うだけでなく、日本の伝統工芸の未来へ投資することと同じ意味を持ちます。

素材に宿る、日本の美意識

「361」には、私たちが選び抜いた2つの表情を用意しました。

  • Nami(波): 着込むほどに身体に馴染み、育てる楽しみのあるスタンダード。
  • Shinkai(深海): 密度が高く、重厚な光沢を放つ最高級の素材。

そして、見えない裏地にはブランドの象徴「ISAMIGRAM」を配置。
「見えないところこそこだわる」という、江戸っ子の「粋」を表現しました。

共に、次の100年へ

流行を追うのではなく、歴史を纏う。
そして、その一着が職人の未来を支える。

それが、ISAMIが提案する新しい「豊かさ」の形です。

川越の店舗では、実際にその重厚感と、職人の息吹を感じていただけます。
ぜひ一度、袖を通しにいらしてください。

→詳しくはこちらから←

                                ISAMI Director
                                     JOM

 


 

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